初心者向け企業分析チェックリスト|AIと一緒に確認したい20項目【無料テンプレート】

初めての株投資

株式投資を始めると、「企業分析が大切です」という言葉をよく耳にします。

しかし実際に企業分析を始めようとすると、

「何から見ればいいの?」

「IR資料を見ても難しそう。」

「どの数字が重要なのか分からない。」

そう感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身も最初は同じでした。

IR資料を開いても、決算説明資料を見ても、専門用語や数字が並んでいて、何から見ればいいのか全く分かりませんでした。

その頃は、「売上が伸びているから良い会社なのかな。」

そんな漠然とした見方しかできませんでした。

しかし企業分析を繰り返していく中で、あることに気付きました。

それは、企業分析には見る順番があるということです。

私は現在、毎回同じ流れで企業分析をしています。

さらに分からない部分だけAIへ質問することで、

初心者でも効率よく企業分析を進められるようになりました。

今回は、私が実際に使っている企業分析チェックリストを紹介します。

全部を一度に覚える必要はありません。

まずはこの流れだけ覚えておけば、企業分析は以前よりずっと分かりやすくなります。


企業分析は「順番」が一番大切

初心者が企業分析を始めると、最初に売上や利益などの数字を見てしまいがちです。

もちろん数字を見ることは大切です。

しかし私は、最初に数字は見ません。

理由は簡単です。

会社のことを知らない状態で数字だけ見ても、その数字が良いのか悪いのか判断できないからです。

例えば、売上高が1,000億円ある会社。

この数字だけを見ると、「大きな会社だ。」と思います。

しかし、利益がほとんど出ていない会社かもしれません。

逆に、売上は100億円でも、利益率が高く、成長を続けている会社もあります。

つまり、数字だけでは会社の本当の姿は見えません。

だから私は、まず最初に「この会社は何で利益を出している会社なのか。」

ここから確認します。

会社の全体像が分かってから数字を見ると、IR資料も決算説明資料も驚くほど理解しやすくなります。


STEP1 会社を知る

企業分析で一番大切なのは、会社を知ることです。

私はここが、企業分析の土台になると考えています。

例えば、スポーツ選手を評価するとき、どんな競技なのかも知らずにタイムだけ見ても、速いのか遅いのか判断できません。

会社も同じです。

何をしている会社なのか分からない状態で、売上や利益だけ見ても、本当に良い会社なのかは判断できません。

だから私は、数字を見る前に、次の5つを必ず確認します。


□ 業界

まず最初に見るのは、その会社がどの業界に属しているかです。

例えば、

  • AI
  • 半導体
  • 医療
  • 防衛
  • 宇宙
  • 小売
  • 不動産

など、業界はたくさんあります。

ここを見る理由は、会社は業界全体の影響を大きく受けるからです。

例えば、AI市場全体が成長しているなら、AI関連企業にも追い風になる可能性があります。

逆に、市場そのものが縮小している業界では、会社が努力していても成長しにくいことがあります。

私は企業を探す前に、まず「今後どんな業界が伸びそうか。」

ここから考えるようにしています。


□ 主力事業

次に確認するのは、会社が一番利益を出している事業です。

ニュースでは、「AI事業開始」「新サービス開始」などが話題になります。

しかし、実際にはその事業がまだ売上の数%しかないこともあります。

例えば、クラウド事業で利益を出している会社なのに、ニュースではAIばかり取り上げられていることもあります。

だから私は、話題ではなく、何が利益を生み出しているのか。

ここを見るようにしています。

会社の強みは、主力事業を見ることで見えてきます。


□ 主な商品・サービス

次に見るのは、会社が何を販売しているのかです。

例えば、

  • 商品を販売する会社
  • サービスを提供する会社
  • 法人向け
  • 個人向け
  • サブスクリプション
  • 広告事業

など、会社によってビジネスモデルは全く違います。

例えば、毎月料金が入るサブスクリプション事業は、

売上が安定しやすい特徴があります。

逆に、一度商品を販売したら終わりの会社は、常に新しい商品を売り続ける必要があります。

同じ売上でも、売上の仕組みが違えば、会社の安定性も変わってきます。


□ 国内企業か海外企業か

私は、海外売上の割合も確認しています。

例えば、海外売上が70%ある会社なら、円安の影響を受けやすくなります。

逆に、日本国内中心の会社なら、国内景気の影響を受けやすくなります。

売上がどこの国で生まれているのか。

ここを見るだけでも、会社の特徴がかなり見えてきます。


□ 売上は何で成り立っているか

最後に確認するのが、売上の柱です。

例えば、

  • 商品販売
  • 保守契約
  • サブスクリプション
  • ライセンス収入
  • 広告収入

など、会社によって売上の構成は違います。

私は、会社はどうやって利益を生み出しているのか。

ここを理解してから、初めて売上高や利益を見るようにしています。

この順番にするだけでも、IR資料は驚くほど読みやすくなります。


AIへのおすすめ質問

 ・このIR資料を初心者向けに説明してください。

 ・この会社は何で利益を出している会社なのか、

  小学6年生でも分かるように教えてください。

AIは、会社のビジネスモデルを整理するのが得意です。

専門用語ばかりで分からないときは、まずこの質問から始めることをおすすめします。


STEP2 業績を確認する

会社の全体像が分かったら、次は数字を確認します。

とはいえ、初心者が最初から何十個もの指標を見る必要はありません。

私が最初に確認する数字は、次の5つだけです。

  • □ 売上高
  • □ 営業利益
  • □ EPS
  • □ ROE
  • □ 自己資本比率

この5つを見るだけでも、

会社が順調なのか。

利益を出せているのか。

効率よく経営できているのか。

安定しているのか。

かなりイメージできるようになります。

ただし、ここでも大切なのは、数字だけを見ることではありません。

数字が変化した理由を見ることです。


□ 売上高

売上高は、会社が商品やサービスを販売して得た金額です。

つまり、会社がどれだけ仕事をしたかを表しています。

しかし、売上が伸びているだけでは判断できません。

例えば、値上げしただけなのか。

新商品が売れたのか。

海外売上が増えたのか。

理由によって評価は大きく変わります。

私は、売上高を見るというより、「なぜ売上が増えたのか。」を確認するようにしています。


□ 営業利益

営業利益は、会社の本業でどれだけ利益を出したかを見る数字です。

売上は増えていても、広告費や人件費が増えて利益が減ることもあります。

だから私は、売上よりも営業利益を見る時間の方が長いこともあります。

本業が順調なのか。

それを知るための重要な数字です。


□ EPS

EPSは、1株あたりどれだけ利益を稼いだかを表します。

最初は難しく感じますが、利益を株数で割った数字だと考えると分かりやすいです。

投資家は、EPSが伸びている会社かどうかをよく見ています。


□ ROE

ROEは、株主から預かったお金を、どれだけ効率よく利益へ変えられたかを見る数字です。

私は、「100万円預けて20万円増えた。」

という例で理解しました。

会社も同じように、預かった資金をどれだけ上手に活用できたかを見る指標です。


□ 自己資本比率

最後に確認するのが、会社の体力です。

借金が多い会社なのか。

自己資金が多い会社なのか。

ここを見ることで、会社の安定性がある程度分かります。

もちろん、業界によって適正な数字は違います。

そのため、高ければ必ず良いというわけではありません。


AIへのおすすめ質問

 ・この決算説明資料から、

 ・初心者が見るべき数字だけを分かりやすく説明してください。

 ・それぞれの数字が前年より増減した理由も教えてください。

私は、数字そのものより、数字が変化した理由をAIに説明してもらうことが多いです。

そうすることで、決算説明資料がかなり読みやすくなりました。


STEP3 会社の未来を見る

企業分析というと、過去の売上や利益ばかりに目が行きます。

もちろん、過去の実績は大切です。

しかし、私が企業分析で一番重要だと思っているのは、「この会社は5年後、10年後にどうなっているのか。」という視点です。

株価は、今の会社の価値だけでは決まりません。

投資家が、「この会社はこれからもっと成長しそうだ。」と期待すれば、株価が上がることがあります。

逆に、今の業績が良くても、「これ以上成長は難しそうだ。」と判断されれば、株価が下がることもあります。

だから私は、決算説明資料を見た後、必ず会社の未来について確認します。

まず見るのは、次の5項目です。

  • □ 成長戦略
  • □ 新規事業
  • □ AI活用
  • □ 海外展開
  • □ M&A

ここを見る理由は、会社がこれから何を伸ばそうとしているのか。

を知るためです。

□ 成長戦略

まず最初に確認するのが、会社全体の成長戦略です。

IR資料には、中期経営計画や経営方針として、

「これから会社をどのように成長させていくのか。」

が書かれています。

例えば、

  • 売上を3年で2倍にする
  • 海外売上比率を50%まで高める
  • AIを活用して業務効率を改善する
  • 新しい市場へ参入する

などです。

ここを見る理由は、会社が未来に向かって何を考えているのかを知るためです。

もちろん、計画通りに進むとは限りません。

しかし、経営者がどこを目指しているのかを知るだけでも、

企業を見る視点は大きく変わります。

私はIR資料を読むとき、数字より先に中期経営計画を見ることもあります。


□ 新規事業

次に確認するのが、新規事業です。

会社は、今ある事業だけで成長し続けることは簡単ではありません。

そのため、多くの企業は新しい収益源を作ろうとしています。

例えば、

  • AI事業
  • 医療関連
  • 宇宙産業
  • EV関連
  • 半導体
  • SaaS

など、将来の柱になる事業へ投資している企業もあります。

ただし、ニュースで話題だからといって、すぐ利益になるとは限りません。

現在は赤字でも、将来のために投資しているケースもあります。

私は、今利益を出している事業だけではなく、

5年後に利益を生み出しそうな事業も確認するようにしています。


□ AI活用

最近は、AIという言葉を見ない日はないほど、多くの企業がAIを活用しています。

しかし、IR資料で「AIを活用します。」と書いてあるだけでは、私は評価しません。

重要なのは、AIを使って何を実現するのか。です。

例えば、

  • 人件費を削減する
  • 業務効率を改善する
  • 新しいサービスを作る
  • 顧客満足度を向上させる

など、目的が具体的に書かれているかを確認しています。

単なる流行への対応なのか。

それとも会社の成長戦略の一部なのか。

ここを見ることで、企業の本気度が見えてきます。


□ 海外展開

海外展開も、私が必ず確認するポイントです。

日本市場は、人口減少などの影響もあり、企業によっては国内だけでは大きな成長が難しくなっています。

そこで、海外市場へ進出する企業も増えています。

例えば、

  • アメリカ
  • アジア
  • ヨーロッパ

どこの市場を狙っているのか。

なぜその国なのか。

ここを見るだけでも、会社の将来像が見えてきます。

もちろん、海外展開にはリスクもあります。

為替の影響。

現地の法律。

文化の違い。

さまざまな課題があります。

だから私は、海外展開をしているかだけではなく、どんな戦略で展開しているのか。

まで確認するようにしています。


□ M&A

最後に確認するのが、M&Aです。

M&Aとは、会社が他の会社を買収したり、経営統合したりすることです。

企業は、自分たちだけで成長する方法だけではなく、他社の技術やサービスを取り込むことで、一気に成長することもあります。

例えば、

AI技術を持つ会社を買収したり、海外企業と提携したりすることで、新しい市場へ進出するケースもあります。

一方で、M&Aは必ず成功するとは限りません。

買収した会社との相性が悪かったり、想定していた成果が出なかったりすることもあります。

そのため、私はM&Aのニュースだけを見るのではなく、なぜその会社を買収したのか。

ここまで確認するようにしています。


AIへのおすすめ質問

 ・この会社が今後5年間で成長すると考えられる理由を3つ教えてください。

 ・IR資料と決算説明資料をもとに、初心者向けに分かりやすく説明してください。

さらに、私は次のような質問もよく使います。

この会社の成長戦略で、実現できそうなものと、リスクが高そうなものを分けて説明してください。

こう質問すると、良い点だけではなく、注意すべきポイントも整理して教えてくれます。


Connect Circle Point

私は企業分析を、過去を調べる作業ではなく、未来を予想する作業だと考えています。

もちろん、過去の売上や利益は大切です。

しかし、投資家が本当に知りたいのは、「この会社はこれからどう成長するのか。」という未来です。

だから私は、IR資料では売上や利益だけではなく、経営者が未来について何を語っているのかを必ず確認しています。

会社の未来が見えるようになると、企業分析は「数字を見る作業」から、「会社のストーリーを読む作業」へ変わります。

その視点を持つだけでも、IR資料や決算説明資料の読み方は大きく変わるはずです。


STEP4 リスクを確認する

企業分析というと、どうしても良いところばかり探してしまいます。

「売上が伸びている。」

「利益が増えている。」

「新規事業を始めた。」

もちろん、こうした情報はとても重要です。

しかし、私は最近、良いところよりも先に、悪いところを見るようになりました。

理由はとてもシンプルです。

投資では、どれだけ良い会社でも、必ずリスクが存在するからです。

例えば、売上が伸び続けている会社でも、原材料価格が高騰すれば利益は減るかもしれません。

海外で大きく事業を展開している会社なら、為替や世界情勢の影響を受ける可能性があります。

つまり、企業分析とは、良い会社を探すことではなく、その会社のリスクも理解することです。

だから私は、会社を調べるとき、必ず次の項目を確認しています。


□ 借入金

まず確認するのは、借入金です。

会社が成長するためには、お金を借りて設備投資をすることがあります。

そのため、借金があること自体は悪いことではありません。

重要なのは、返済できる範囲なのか。

という点です。

利益が十分に出ている会社なら、借入金を活用してさらに成長できる可能性があります。

逆に、利益が少ないのに借入金だけが増えている場合は、注意が必要かもしれません。

私は借金の金額だけではなく、会社の利益と合わせて見るようにしています。


□ 為替リスク

次に見るのが、為替です。

海外売上が多い会社は、

円安になると利益が増えることがあります。

逆に、円高になると利益が減ることもあります。

例えば、海外で商品を販売している会社なら、

為替だけで利益が大きく変動するケースもあります。

IR資料には、「為替が1円変動すると営業利益へどれくらい影響があるか」

が書かれていることもあります。

こうした情報を見ることで、会社がどんなリスクを抱えているのかが分かります。


□ 原材料価格

製造業などでは、原材料価格も重要です。

例えば、

鉄。

石油。

小麦。

半導体部品。

こうした価格が上がると、利益が減る会社もあります。

逆に、価格上昇分を商品へ転嫁できる会社なら、

影響を抑えられることもあります。

私は、原材料価格についてIR資料で触れられているかも確認しています。


□ 競合

どんな会社にも、ライバル企業がいます。

例えば、

価格競争。

新商品。

新サービス。

競合企業が強くなると、売上や利益へ影響することがあります。

そのため、私は必ず競合企業も調べます。

一社だけ見ていると、その会社が本当に優れているのか判断できません。

比較することで、会社の強みや弱みが見えてきます。


□ 人材不足

最近は、人材不足も大きな経営課題になっています。

特に、IT企業や建設業などでは、人材確保が会社の成長へ大きく影響します。

優秀な人材が採用できなければ、新しい事業を進めることも難しくなります。

IR資料では、人材育成や採用方針について書かれていることもあります。

私はここも確認しています。


□ 法規制

最後に確認するのが、法規制です。

例えば、

医療。

金融。

AI。

防衛。

こうした業界では、法律が変わるだけで、会社の業績へ大きな影響が出ることがあります。

そのため、事業内容だけではなく、どんな規制リスクがあるのかも確認するようにしています。


AIへのおすすめ質問

 ・この会社のリスクだけを初心者向けに説明してください。

 ・重要度が高い順に教えてください。

さらに、私はこんな質問もよく使います。

この会社が今後5年間で注意すべきリスクを3つ教えてください。

IR資料と有価証券報告書を参考に説明してください。

良いところだけではなく、リスクも整理してもらうことで、企業分析のバランスが取りやすくなります。


STEP5 株主への還元を見る

会社が利益を出したとき、

その利益をどのように使うかも重要です。

設備投資へ使う会社。

新規事業へ投資する会社。

そして、株主へ利益を還元する会社もあります。

私は最後に、株主への還元方針を確認しています。

ここを見ることで、会社が株主をどれくらい大切に考えているのかが分かるからです。


□ 配当金

まず確認するのは、

配当金です。

配当金とは、会社が利益の一部を株主へ支払うお金です。

毎年安定して配当を出している会社もあれば、利益が出た年だけ配当を出す会社もあります。

私は、配当金の金額だけではなく、毎年増えているかどうかも確認しています。


□ 配当性向

次に見るのが、配当性向です。

これは、利益のうち、どれくらいを配当として株主へ還元しているかを表しています。

配当が高ければ良いというわけではありません。

利益のほとんどを配当に使ってしまえば、

将来への投資が難しくなることもあります。

そのため、

会社の成長とのバランスを見ることが大切です。


□ 株主優待

株主優待を実施している会社もあります。

例えば、

商品券。

自社製品。

ポイント。

食事券。

などです。

私は優待だけを目的に投資することはありませんが、会社の特徴を知る一つの材料として確認しています。


□ 自社株買い

最後に見るのが、自社株買いです。

これは、会社が自分の会社の株を買い戻すことです。

自社株買いを行うことで、一株あたりの価値が高まることもあります。

IR資料では、株主還元方針として説明されていることが多いため、合わせて確認しています。


AIへのおすすめ質問

・この会社の株主還元について

・初心者向けに説明してください。

配当・優待・自社株買いを整理してください。

STEP6 競合と比較する

ここまで来ると、会社のことはかなり分かってきます。

しかし、私は最後に必ずやることがあります。

それが、競合企業との比較です。

なぜなら、一社だけ見ても、その会社が本当に優れているのか判断できないからです。

例えば、売上が毎年10%伸びている会社があったとします。

これだけを見ると、「すごい会社だ。」と思うかもしれません。

しかし、同じ業界の会社が20%ずつ成長しているなら、実は業界全体では平均以下かもしれません。

逆に、業界全体が苦しい中で、売上を維持しているだけでも、非常に優秀な会社ということもあります。

つまり、企業分析は比較して初めて見えてくることがたくさんあります。

だから私は、最後に必ず競合企業も調べるようにしています。


□ 利益率

まず見るのは、利益率です。

同じ100億円売り上げる会社でも、利益が5億円の会社と、20億円の会社では、利益を生み出す力が大きく違います。

利益率を見ることで、会社が効率よく利益を出せているかが分かります。


□ 成長率

次に確認するのは、成長率です。

売上。

利益。

EPS。

これらが毎年どれくらい伸びているのかを比較します。

会社単体では順調に見えても、競合企業と比較すると、実は成長スピードが遅いこともあります。

逆に、他社より高い成長率を維持している会社なら、市場から期待される理由の一つになります。


□ シェア

市場シェアも確認します。

業界の中で、どれくらいの存在感がある会社なのか。

トップ企業なのか。

新しく成長している企業なのか。

シェアを見ることで、会社の立ち位置が分かります。

もちろん、シェアが高い会社だけが良い会社とは限りません。

小さくても、急成長している企業もあります。

だから私は、現在のシェアだけではなく、今後シェアが伸びそうかも確認しています。


□ 強み

競合比較で一番面白いのが、強みです。

例えば、

  • ブランド力が強い
  • 技術力が高い
  • 利益率が高い
  • 海外に強い
  • AI技術に強い

など、会社によって強みは全く違います。

私は、「この会社だから選ばれる理由」を探すつもりで見ています。


□ 弱み

強みだけではなく、弱みも確認します。

例えば、

  • 海外売上が少ない
  • 借入金が多い
  • 一つの事業へ依存している
  • 利益率が低い

などです。

弱みを知ることで、将来どんなリスクがあるのかも見えやすくなります。


AIへのおすすめ質問

この2社を比較してください。

・利益率

・成長率

・市場シェア

・強み

・弱み

初心者向けに表で整理してください。

さらに私は、こんな聞き方もしています。

この2社へ投資するとしたら、それぞれどんな人に向いている会社ですか?

初心者向けに説明してください。

比較対象の資料も一緒に渡すことで、AIの分析精度はかなり高くなります。


私が毎回確認している20項目

企業分析をするとき、私は毎回この20項目を確認しています。

全部を一度に覚える必要はありません。

チェックリストとして使うだけでも、企業を見る視点が整理されてきます。


会社について

☐ 業界

☐ 主力事業

☐ 商品・サービス

☐ 売上の柱

☐ 国内・海外比率


業績

☐ 売上高

☐ 営業利益

☐ EPS

☐ ROE

☐ 自己資本比率


成長性

☐ 成長戦略

☐ 新規事業

☐ AI活用

☐ 海外展開

☐ M&A


リスク

☐ 借入金

☐ 為替

☐ 競合

☐ 人材不足

☐ 原材料価格


まとめ

企業分析というと、難しいイメージがあります。

私自身も最初は、IR資料を開いただけで、「何が書いてあるのか分からない。」という状態でした。

しかし、順番を決めて見るようになってから、企業分析は少しずつ分かるようになりました。

私が意識している流れは、

会社を知る。

業績を見る。

未来を見る。

リスクを確認する。

株主還元を見る。

競合と比較する。

この順番です。

そして、分からないところは、AIへ質問します。

AIは投資判断を代わりにするものではありません。

私は、企業分析を学ぶ家庭教師として活用しています。

専門用語が分からない。

IR資料が難しい。

決算説明資料が読めない。

そんなときにAIへ質問すると、初心者でも理解しやすい言葉で説明してくれます。

私はこの使い方を始めてから、以前より企業分析への苦手意識が少なくなりました。

企業分析は、一日で身につくものではありません。

だからこそ、まずは今回紹介した20項目だけでも確認してみてください。

一つずつ理解していけば、以前よりも企業を見る力は必ず身についていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました