FXを始めようと思ったとき、最初に気になることの一つが、「いくらあれば始められるの?」ではないでしょうか。
10万円?
100万円?
それとも、もっと必要?
私も最初はよく分かりませんでした。
FXと聞くと、
「一晩で100万円稼いだ。」
「資金を1か月で2倍にした。」
そんな話を目にすることもあります。
でも、私は初心者が最初からそんなことを目指す必要はないと思っています。
例えば、1万円を2万円にする。
言葉にすると簡単ですが、これは利益率100%です。
正直、かなり無理ゲーだと思っています。
だから私は、もっと小さなところから始めてもいいと思っています。
最初の目標は、1万円でも、1,000円でも、100円でもありません。
まずは0.1pipsでもいい。
実際にはスプレッドがあるため、0.1pipsの値動きだけでは利益にならない場合もあります。
私の感覚では、0.3pipsくらい動いて、ようやく実際の利益が見えてくることもあります。
それでも、自分で相場を見る。
買うか、売るかを考える。
注文する。
価格が動く。
そして、自分で決済する。
この一連の流れを経験することに意味があると思っています。
今回は、
FX初心者が1万円から始めて、まず0.1pipsを意識しながら取引を経験するまで
を、初心者向けに紹介します。
まずはFX口座を開設する
FXを始めるには、
まずFX口座が必要です。
FX会社の口座を開設して、そこへお金を入金することで、実際の取引ができるようになります。
私自身も最初は、「FXをやってみたい。」
と思っても、何から始めればいいのか分かりませんでした。
でも、実際の流れは意外とシンプルです。
- FX口座を開設する
- お金を入金する
- 通貨ペアを選ぶ
- 買う、または売る
- 価格が動く
- 決済する
- 利益または損失が確定する
基本的には、この流れです。
文章にすると簡単です。
でも初心者にとっては、
この一連の流れを自分で一度経験すること自体が、大きな一歩だと思っています。
私は最初にLINE FXを選びました。
なぜLINE FXを選んだのかについては、別の記事で詳しく紹介しています。
FX会社によって、最低取引単位。
スプレッド。
取扱通貨ペア。
アプリの使いやすさ。
などが違います。
そのため、自分が使うFX会社の取引条件は必ず確認してください。

今回は1万円から始める
今回の例では、
1万円を入金してFXを始める
という前提で考えてみます。
ただし、目的は、1万円をすぐ2万円にすることではありません。
先ほども書いた通り、1万円から2万円は利益率100%です。
初心者が簡単に達成できる目標ではないと思っています。
私が考える最初の目的は、
FXの仕組みを実際のお金で経験すること。
です。
デモトレードでもFXの練習はできます。
しかし私は、実際のお金で1円増える。
実際のお金で1円減る。
この経験には、デモトレードとは違う感覚があると思っています。
もちろん、少額でも損失は発生します。
だからこそ、生活に影響するお金ではなく、
失っても生活に困らない範囲で始めることが大切です。

今回はドル円160円で考えてみる
ここからは、分かりやすく、
1ドル=160円
として考えてみます。
例えば、1,000通貨のドル円を取引するとします。
1,000ドル × 160円なので、取引する金額は、16万円
です。
ここで初心者なら、「え?」と思うかもしれません。
私も最初はそうでした。
1万円しか入金していないのに、どうして16万円の取引ができるの?
その理由が、レバレッジです。
1万円で16万円を動かせる理由
国内FXでは、個人の場合、最大25倍までのレバレッジを利用できます。
単純計算すると、16万円 ÷ 25 = 6,400円です。
つまり理論上は、
約6,400円の必要証拠金で、1,000通貨のドル円を取引できる計算になります。
ただし、ここで注意が必要です。
1万円入金して、必要証拠金6,400円ギリギリで取引することが安全という意味ではありません。
相場が予想と反対方向へ動けば、含み損が発生します。
証拠金維持率が下がれば、FX会社のルールによってはロスカットされる可能性もあります。
また、実際の必要証拠金やロスカット基準はFX会社によって異なります。
そのため、「最低いくらあれば注文できるか。」
だけではなく、「どのくらい余裕を持って取引するか。」も重要です。

そもそも0.1pipsって何?
ここで、今回の記事の中心となる、
0.1pips
について説明します。
FXを始めると、「10pips取った。」
「今日は30pips勝った。」
という言葉をよく見かけます。
私も最初は、「pipsって何?」
と思いました。
ドル円の場合、一般的に、1pips=0.01円=1銭です。
つまり、0.1pipsなら、0.001円=0.1銭です。
例えばドル円が、160.000円から160.001円へ動いた場合、
その値幅が0.1pipsです。
本当に小さな値動きです。
だから、「0.1pips取って何になるの?」
と思うかもしれません。
でも私は、初心者の最初の練習なら、それでもいいと思っています。

最初の目標は0.1pipsでもいい
FXを始めると、どうしても利益の金額を考えてしまいます。
今日は1,000円稼ぎたい。
1日1万円稼ぎたい。
月10万円稼ぎたい。
でも、利益を大きくしようとすると、基本的には取引数量を増やすか、大きな値幅を狙うことになります。
当然、損失も大きくなる可能性があります。
だから私は、最初から大きく稼ごうとしなくてもいいと思っています。
まずは0.1pipsでもいい。
相場を見る。
自分なりに上がるか下がるかを考える。
買う。
または売る。
実際に価格が動く。
そして決済する。
この一連の流れを、
まず経験してみる。
最初からホームランを狙うのではなく、まずバットにボールを当てる。
私にとっては、そんなイメージです。

ただし、0.1pips動けば必ず利益になるわけではない
ここは非常に重要です。
0.1pips価格が自分の予想した方向へ動けば、必ず利益が出るわけではありません。
FXには、スプレッドがあります。
簡単に言えば、買う価格と売る価格には差があります。
この差があるため、注文した瞬間はマイナスからスタートすることがあります。
例えば、スプレッドが0.2pipsなら、
単純に0.1pipsだけ自分に有利な方向へ動いても、まだ利益にならない場合があります。
私の感覚では、
0.3pipsくらい動いて、ようやく利益が見えてくる
ということもあります。
もちろん、これはFX会社、通貨ペア、時間帯、市場状況などによって変わります。
だから、この記事で言う、「まず0.1pipsから」とは、0.1pipsなら簡単に稼げるという意味ではありません。
大切なのは、
最初から大きな利益を狙わず、小さな値動きを意識しながら実際の取引を経験すること。
です。
1,000通貨なら0.1pipsでいくら動く?
では、1,000通貨を取引した場合、0.1pipsで損益はいくら変わるのでしょうか。
ドル円の場合、1,000通貨なら、1pipsの値動きで約10円。
0.1pipsなら、約1円です。
つまり、ドル円を1,000通貨取引して、自分に有利な方向へ0.1pips動けば、値幅としては約1円分です。
「たった1円?」
と思うかもしれません。
でも、私は最初なら、それでもいいと思っています。
1円を稼ぐこと自体が目的ではありません。
自分で考えて注文する。
価格が動く。
含み益や含み損が変化する。
自分で決済する。
損益が確定する。
この仕組みを理解することが目的です。
なぜ私は「まず0.1pips」でいいと思うのか
FXでは、大きな利益の話が目立ちます。
月100万円。
資金を2倍。
専業トレーダー。
もちろん、実際に大きな利益を出している人もいると思います。
でも、これからFXを始める初心者が、いきなりそこを見る必要はないと思っています。
例えば、車の運転を初めてする人が、
最初からF1で優勝を目指すでしょうか。
まずは、エンジンをかける。
アクセルを踏む。
ブレーキを踏む。
曲がる。
止まる。
そこから始めると思います。
FXも同じです。
まず、注文する。
値動きを見る。
決済する。
損益を確認する。
この基本を経験する。
だから私は、最初は0.1pipsでもいい。
と思っています。
1万円から始めるなら、最初に見るべきは利益より損失
ここは、私が特に大切だと思っている部分です。
1万円を入金すると、どうしても、
「いくら増やせるか。」を考えます。
でも最初に考えるべきなのは、
いくらまでなら損失を許容できるのか。
だと思っています。
例えば、一回の取引で100円まで。
500円まで。
それとも1,000円まで。
これは人によって違います。
ただ、何も決めずに取引すると、
「もう少し待てば戻るかもしれない。」
と損失を抱え続けてしまうことがあります。
私自身も、FXを始めた頃にいろいろ失敗しました。
だからこそ、利益目標より先に、
どこまで負けたら取引をやめるのか。
を考えることが大切だと思っています。

1万円を2万円にしなくていい
FXを始めたからといって、
すぐに資金を倍にする必要はありません。
1万円を2万円にする。
これは100%の利益です。
かなり大きな目標です。
だから私は、最初からそこを目指さなくてもいいと思っています。
最初の一回で、1円増えた。
10円減った。
思ったより価格が速く動いた。
注文ボタンを押すと緊張した。
含み損になると、すぐ決済したくなった。
こうした経験も、実際にやってみなければ分からないことです。
FXは数字だけではなく、自分の感情も動きます。
デモトレードでは平気だったのに、実際のお金になると、たった数十円の損失でも気になることがあります。
私は、
そこもFXを学ぶ一部だと思っています。

初心者が最初の取引で確認したいこと
最初の取引では、利益を出すことだけを目的にしなくてもいいと思います。
私なら、次のことを確認します。
- 注文方法は分かったか
- 買いと売りの違いは分かったか
- どこに損益が表示されるか分かったか
- スプレッドを実際に確認できたか
- 価格が動くと損益がどう変化するか分かったか
- 自分で決済できたか
- 取引後に損益を確認できたか
これが一通りできれば、最初の練習としては十分だと思います。
1円の利益でも、10円の損失でも、
なぜそうなったのか理解すること。
私は、その方が重要だと思っています。
まとめ|最初から大きく勝たなくていい
FXはいくらから始められるのか。
その答えは、FX会社の最低取引単位や通貨ペアによって変わります。
今回は、1万円を入金し、ドル円を1ドル160円として、1,000通貨を取引する例を紹介しました。
ただし、私がこの記事で一番伝えたかったのは、必要証拠金の計算ではありません。
初心者が最初から大きく勝とうとしなくてもいい。
ということです。
1万円を2万円にする必要はありません。
1日1万円を稼ぐ必要もありません。
まずは、自分で口座を開設する。
入金する。
相場を見る。
買うか売るかを考える。
注文する。
価格が動く。
決済する。
そして、自分の損益が確定する。
まずは、この一連の流れを経験する。
最初の目標は、0.1pipsでもいいと思っています。
もちろん、
スプレッドがあるため、0.1pipsの値動きだけでは実際の利益にならないこともあります。
それでも、最初から大きな利益を狙うのではなく、
小さな値動きを見ながら、
FXがどういうものなのかを自分で経験してみる。
私は、それがFX初心者にとって大切な最初の一歩だと思っています。
最初から勝とうとしなくていい。
まずは0.1pipsから。
そこから始めても、十分だと思います。


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